F-35

ステルス戦闘機F-35A(AF-2)、25mm機関砲「GAU-22/A」初の空中実弾発射試験

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2015年11月2日、ロッキード・マーティンは開発中のステルス戦闘機「F-35A」に搭載される固定武装「GAU-22/A」25mm機関砲を用いた初の実弾発射実験を実施し仕様通りの性能を満たしていることを発表した。発射試験には空軍仕様試験2号機(AF-2)を使用。同機はカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で量産タイプの内部銃構成に大規模な構造改修を実施し第一段階として機関砲の統合を確認するために、3ヶ月かけて地上実弾発射試験を行ってきた。F-35向けGAU-22/Aは、AV-8Bに搭載されている「GAU-12/U」をベースに砲身を一本削減、軽量・小型化し命中率が向上している。2017年までにソフトウエアの改修を行いフルミッション・システム機能との統合を行う。

アメリカ海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)、F-35B「MCASユマ・エアショー2015」デモフライト映像

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2015年2月28日にアメリカ・アリゾナ州ユマ海兵航空基地で開催された「MCASユマ・エアショー2015」で、第121アメリカ海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)、F-35B(ライトニングII)のデモフライト映像です。第3海兵航空団に所属するVMFA-121(グリーン・ナイツ)はF/A-18D(ホーネット)から最新鋭ステルス戦闘機F-35Bへ機体更新を進め、世界初となるF-35Bの実戦部隊として初期作戦能力獲得に向けた訓練とデータ収集を行っています。

オーストラリア連邦政府『F-35A(ライトニング II)』58機追加発注。総額124億豪ドル(約1兆1900億円)

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2014年4月23日、オーストラリア連邦政府はロッキード・マーティン社製新鋭ステルス戦闘機『F-35A(ライトニング II)』を58機の追加発注を承認したことを発表しました。総額124億豪ドル(約1兆1900億円)でオーストラリアの武器調達としては過去最大規模。調達金額には兵装、スペアパーツ、訓練、メンテナンス関連施設の費用も含まれ、オーストラリアの防衛産業に技術移転と雇用に最大15億豪ドル(約1,440億円)の経済効果が生まれるとしています。同国のF-35発注数は合計72機となり、オーストラリア空軍用初号機納入は2018年以降開始され、2020年から実戦配備する予定。

『F-35A(ライトニング II)』アメリカ空軍アクロチーム「サンダーバーズ(Thunderbirds)」イメージCG【写真9枚】

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米ロッキード・マーティンが開発中のステルス戦闘機『F-35A(ライトニング II)』にアメリカ空軍アクロチーム「サンダーバーズ」カラーペイントを適用したイメージCG写真です。度重なる開発の遅延とコスト上昇が議会でも問題になり始める中、同社の広報を担当するマルチメディアチームがイメージ戦略の一環として2009年に公開しました。サンダーバーズは1983年以降歴代使用機の中でもF-16を長期に渡り運用中で、米空軍が大量に調達予定のF-35は後継機として採用される可能性が高い機体です。

ロッキード・マーティン、フォートワース工場『F-35(ライトニングⅡ)』量産型最終組立て工場動画

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米テキサス州ロッキード・マーティン「フォートワース工場」で行われているF-35(ライトニングⅡ)量産型の最終組立てラインを映したダイジェスト映像です。動画では広大な工場に集約されている各パーツが徐々に組み立てられていく工程が確認できます。量産工場では機体外板の穿孔作業や結合部のレーザー計測、電波吸収塗装等が現状可能な限り自動化が取り入れられており、コスト削減に貢献しているとしています。日本では自衛隊用F-35の最終組み立てと米軍機の検査工程、部品のライセンス生産比率4割という条件を獲得しているので今後同工場に近いラインが建設されると考えられます。

短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型『F-35B(BF-3)』初の兵装投下試験映像



アメリカ海兵隊で運用を予定している短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型「F-35B試作3号機(BF-3)」の初の兵装投下試験映像です。動画では機外のハードポイントにパイロンを装着し、AIM-9を搭載しているのも確認できます。試験は2012年8月8日、大西洋上の米海軍試験領域で速度740km/h、高度1220mで飛行を行いながら、胴体内兵器倉より1,000ポンドのGBU-32(JDAM)を投下しています。同試験は今年度に実施される多くのテストの中でも重要なポイントの一つであり、F-35が新たな開発段階に入ったことになります。

ロッキード・マーティン、フォートワース工場『F-35先行試験機(AA-1)』最終組立て作業【写真22枚】



テキサス州、ロッキード・マーティン社のフォートワース工場でF-35A先行試験機(AA-1)の最終組立を行っている写真です。AA-1は14機の先行量産機を製造する前に基本的な問題点を解消する目的と契約パートナー各国へのデモンストレーション機として製造され、写真では垂直尾翼やエンジンが取り付けられ様子が確認できます。先行量産機である空軍仕様機(AF-1)とは前脚ドアが片側開閉式なのが外見上の特徴です。組立ては2005年6月より開始され、現在は飛行試験を終え退役しています。

戦闘機用ヘルメットマウンテッドディスプレイ「ストライク・アイ」

strikeeye「ビジョンシステムインターナショナル社(VSI)」の戦闘機用ヘッドマウントディスプレイ「ストライク・アイ」のプロモーション動画です。HUDの代わりの照準機能のみならず、暗視装置などからの映像も投影できるなどの特徴が解説されています。VSI社は1996年にイスラエルのエルビット社とアメリカのロックウェル・コリンズ社のジョイントベンチャー企業としてカリフォルニア州のシリコンバレーに設立され、先進的なHMD技術は高い評価を受けています。

航空自衛隊次期主力戦闘機、F-35に決定。三菱重工・IHIが製造参加へ

f35ajdf日本政府は20日、航空自衛隊の次期主力戦闘機に米ロッキード・マーチンが主体となって開発しているステルス戦闘機F-35を導入すると決定しました。将来的にF-35を計42機配備することを目指しており、機体整備なども含めて今後20年間で事業費は1.6兆円規模になります。防衛省によると、ロッキード社から技術に関する情報開示を受け三菱重工が機体の一部製造と最終組み立て、IHIがエンジン、三菱電機が電子機器の一部生産を担当、参加割合は最大で4割程度となる見通です。

F-35A搭載用、P&W社製F135エンジンテスト動画

f35aenginF-35Aに搭載するプラット・アンド・ホイットニー社製「F135-PW-100」ターボファンエンジンのテスト動画です。F135は新規開発の低圧軸による高バイパスを実現し高い性能と経済性を実現しているだけではなく、自己診断機能も備え整備性も向上している新型エンジンです。テストしているのは通常離着陸型で他に、「F135-PW-600」短距離離陸垂直着陸型と「F135-PW-400」艦載機型の3機種があります。
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