denelAH2人種隔離政策(アパルトヘイト)を行なっていた南アフリカでは諸外国からの兵器輸出拒否を受け、いくつかの兵器を国産開発をしてきました。AH-2「ローイファルク」は1981年南アフリカ空軍の緊急要求を受け国営企業アトラス(現デネル)社が研究開発を開始し1986年2月27日に初飛行に成功しています。武装は70mmロケット、ZT-6対戦車ミサイルが搭載でき、翼端には国産のV3C赤外線空対空ミサイルも搭載可能としています。同国ではアパルトヘイト撤廃による国際社会復帰に合わせAH-2を主力輸出商品として精力的に各国に売り込みを図っています。