B777

ボーイング、台湾「エバー航空(EVA Airways)」より787-9/10・777-300ER計26機受注。カタログ総額80億ドル(約2600億台湾ドル)

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2015年11月24日、ボーイングは台湾の航空大手「エバー航空(EVA Airways)」より同社の次世代旅客機787-9を4機、787-10を20機の計24機、777-300ERを2機受注したと発表しました。カタログ総額80億ドル(2,600億台湾ドル)日本円で約1兆円となり、台湾の航空会社が一度に購入を決めた機体数としては過去最多。787型機の導入は台湾の航空会社として初めてとなり787−10型機のローンチカスタマーの1社に確定。 エバー航空では既存のA330-200、747-400の機材更新・増備を進めており、2017年から2022年にかけて引き渡される見込み。

ボーイング、エミレーツ航空より『777X』150機確定受注。カタログ総額560億ドル(約5兆7,000億円)

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2014年7月9日、ボーイングはアラブ首長国連邦(UAE)「エミレーツ航空」より777Xを150機確定受注したことを発表しました。総額はカタログ価格で560億ドル(約5兆7,000億円)。契約は昨年11月、ドバイ航空ショーの場で777X開発プログラム正式ローンチで発表された大型契約の一部で、発売時点での150機の発注は、民間航空史上最大となります。受注内訳は777-9Xが115機、777-8Xが35機。追加で50機発注するオプションも含まれます。オプションが行使された場合の購入総額は750億ドル(7兆6000億円)。エミレーツ航空は今年6月にエアバスの次世代大型機「A350XWB」70機のすべての発注をキャンセルしています。

ボーイング、次世代大型旅客機『777X』開発・製造プログラムに日本企業5社と調印。主要構造部位21%製造

boeing777X

2014年6月12日、ボーイングは開発中の次世代大型旅客機「777X」開発・製造プログラムにおいて、日本の主要パートナー企業5社が参画に合意し、主要契約条件に関する覚書に調印したと発表しました。5社は三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社、富士重工業株式会社、新明和工業株式会社、日本飛行機株式会社で、日本の航空機産業の向上発展を目指す(一財)日本航空機開発協会と共に合意覚書を締結。日本企業全体の製造規模は、777Xが大型化が図られることから、現行機を上回る見通し。パートナー各社は胴体部、中央翼、圧力隔壁、主脚格納部、乗降扉、貨物扉、主脚扉、主翼構成品、翼胴フェアリングを含む約21%におよぶ777Xの主要構造部位の製造を担います。また三菱重工は工場の自動化設備など設備投資を急ぐ方針で、早ければ今年度中にも着工することを合わせて発表しています。

機体構造・エンジン・座席全てを紙で精細再現。「ボーイング777-300ER」セミモノコック1/60ペーパークラフト【写真14枚・動画2点】

Paper_Boeing777

現在建築デザイナー「ルカ・ラコニ スチュワート (Luca Iaconi-Stewart)」 さんが5年の歳月を掛け機体構造・エンジン・座席全てを紙で精細再現した「ボーイング777-300ER」のセミモノコック1/60ペーパークラフトの写真です。スチュワートさんは2008年頃から授業の課題として縮尺模型の製作に取り組み、当初はここまで作りこむ予定ではなく、暇を見つけては少しづつ作業した為、ここまで時間がかかったと語っています。制作材料は厚手の紙でしなやかな「マニラフォルダ」を使用、図面をプリントアウトし、機体構造を精密に構築していきました。写真公開時点ではまだ未完成ですが、彼はより大型のペーパークラフト制作を計画中です。

ANAホールディングス、ボーイング・エアバスへ5機種計70機の発注を同時決定。カタログ総額166億米ドル(約1兆7000億円)

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2014年3月27日、ANAホールディングスはボーイング社とエアバス社へ旅客機5機種、計70機の材発注を締役会で決定したことを発表しました。発注内訳はボーイング777-300ER型機6機、開発中の777-9X型機20機、787-9型機14機。エアバスからは小型機のA320neo型機7機、A321neo型機23機です。エアバス機のエンジンはいずれも米プラット・アンド・ホイットニー製PW1100G-JMを選定。カタログ総額は166億米ドル(約1兆7000億円)で、1回の発注としては同社で過去最大規模となります。自社購入やリースなど導入形態は今後検討を進めていく方針。発注機材は2016年度~27年度にかけて順次導入されます。

ボーイング、キャセイパシフィック航空より『777-9X』21機受注。カタログ価格75億ドル(約7,800億円)

Cathay-Pacific-order-777-9X

2013年12月20日、香港航空大手『キャセイパシフィック航空』は「ボーイング777-9X」24機を21機発注したことを発表しました。受注総額はカタログ価格で75億ドル(約7,800億円)。発注は同社の長期機材更新計画の一貫であ777-9Xの引き渡しは2021年に開始、2024年までにデリバリーされる予定です。777-9Xは400席クラス、搭載エンジンは米GE製GE-9X。A350-900は314席クラス、英ロールス・ロイス製トレントXWB 84を搭載し、既存の機体と比べ消費燃料と機体維持費がが約20%減少する見通しです

ボーイング、次世代大型ワイドボディ旅客機『777X』史上最多259機の発注コミットメント獲得。開発プログラム正式ローンチ

boeing777X

2013年11月17日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のドバイ・エアショーにおいて、ボーイングは最新型双通路機(ワイドボディ)である「777X」のローンチを正式に発表しました。このローンチはヨーロッパおよび中東系航空会社からの259機という過去最多の発注コミットメントを受けて決定したものです。これまでに獲得した発注コミットメントは、ルフトハンザ航空より34機、エティハド航空より25機、カタール航空より50機、エミレーツ航空より150機で、金額ベースにするとカタログ価格で950億ドル(約9兆4970億円)超となり、プログラム ローンチオーダーとしては民間航空機史上最高となります。機体の設計は現在進行中であり、プログラムのサプライヤーに関しても今後随時発表を予定。製造開始は2017年、初号機のデリバリーは2020年を予定しています。

ルフトハンザドイツ航空、ボーイング「777-9X」34機、エアバス「A350-900」25機発注。総額190億ドル(約1兆8800億円)

lufthansaA350B777X

2013年9月19日、欧州航空大手『ルフトハンザドイツ航空』は「ボーイング777-9X」34機、「エアバスA350-900」25機発注。同社の一括発注としては過去最大規模の総額190億ドル(約1兆8800億円)の大型契約となります。777-9Xは400席クラス、搭載エンジンは米GE製GE-9X。A350-900は314席クラス、英ロールス・ロイス製トレントXWB 84を搭載し、既存の機体と比べ消費燃料と機体維持費がが約20%減少する見通し。ルフトハンザは全面的な機材の刷新を進めており、2025年までに747-400とA340-300を置き換える計画です。引き渡し開始はA350が16年、777Xは20年の予定。

JAL、3代目『嵐ジェット(Arashi JET)』ボーイング777-200(JA8979)伊丹空港離着陸動画

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JALが主に羽田と札幌、伊丹、福岡、沖縄を結ぶ路線で運行中の3代目『嵐ジェット(Arashi JET)』ボーイング777-200(JA8979)伊丹空港離着陸動画です。嵐のメンバー5人が描かれた「特別塗装機」は2010年の第1弾から今回で3年連続。3代目は前方に「ARASHI JET ぼくたちと日本の空へ」というメッセージを、後方には嵐のメンバー5人を機体に描かれています。第3弾は2013年3月下旬まで就航を予定しています。映像は旅客機の他様々な乗り物の動画を撮影しているNao Nakagawa(中川尚明)さんのYouTubeチャンネルより。

オランダ「スキポール空港」濃霧の中、巨大ベイパーを引きながら着陸する大型旅客機映像

Runway-Mystique

オランダ、アムステルダム「スキポール空港」で濃霧の中着陸する大型旅客機を撮影した映像です。広大な敷地に6本の滑走路を持つ巨大空港ですが、周辺は霧が発生しやすく冬は欠航も多いことで知られます。映像には巨大ベイパーを引きながら着陸する大型旅客機が神秘的に映されています。
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