X-56A米空軍研究所はフラッター現象を検証の為に開発される最新Xプレーン『X-56A』の概要と開発スケジュールを発表しました。同機はロッキード・マーティンのスカンクワークスが設計した無人全翼機で革新的なモジュラー構造を採用しています。主翼は取り外しが可能となっており、素材が違う複数の翼に取り換えることで高度な空力理論のテストが可能としています。試験はNASAと協力しフラッター抑制と突風加重軽減テストを実施、課題である軽量で高アスペクト比の主翼実現に向け検証を行う予定。この技術は将来の輸送機及び高高度偵察機(HALE)への採用が期待されています。