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2012年2月27日、黒鉛電極など炭素事業大手の『日本カーボン』は、世界的な航空機エンジンメーカーであるアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社及び同じく世界的な航空機エンジンメーカーであるフランスのサフラン社と次世代航空機エンジンの主要部材に使われる素材である炭化ケイ素連続繊維(ニカロン)の製造・販売を行なう合弁会社を設立することに合意しました。従来、日本カーボンが単独で手掛けていたニカロン事業を分離、共同出資の新会社に移管します。新会社の資本金は10億円、日本カーボンが50%、GE、サフランがそれぞれ25%ずつ出資する。今後、急成長が予想されるとはいえ、GE、サフランという特定顧客に依存する形となるため、両社の出資を受け入れる形で投資負担を軽減しつつ、事業の拡大を目指すとのこと。