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2014年5月7日、米ヘリコプター製造大手「シコルスキー・エアクラフト」はアメリカ合衆国大統領専用ヘリコプター『マリーン・ワン』更新事業(VXX)を米海軍省より受注し、同社の汎用ヘリ「シコルスキー S-92」が後継機に選定されたことを発表しました。第1フェーズの開発製造契約額は固定価格で12.4億ドル(約1,260億円)。動作テスト、評価試験、システム実証実験用(SDTA)に4機、連邦航空局(FAA)による飛行性能とミッション通信システム技術開発モデル(EMD)・​​認証用に2機、フライトシミュレータと整備訓練用シミュレータ各1基を2018年までに納入。2023年までに17機の量産機を3ロットで生産し、4段階のフェーズに分け納入する予定です。