Angara-A5-russia

2014年12月23日5時57分、ロシア、クルニチェフが開発製造する最新鋭大型ロケット「アンガラA-5-1LM」がアルハンゲリスク州「プレセツク宇宙基地」からの打ち上げに成功しました。アンガラが打ち上げられたのは今回が2機目、但し大型ロケットの構成で、かつ衛星を軌道まで運んだのは今回が初。打ち上げはビデオ会議でプーチン大統領がリアルタイムで参観し、成功を受け「我が国の宇宙開発で重要な分岐点であり、成功が持つ意味は重要である」と発言しています。アンガラA5は旧式化しつつあるプロトンMロケットを代替する機体として開発が進められており、コンポーネント単位までロシアで国産化。モジュール式で多種多様な大きさ、重量の人工衛星の打ち上げに対応でき、静止軌道に最大24.5tのペイロードにの打ち上げる能力があります。