
2014年5月19日、アメリカ・ネバダ州リノを拠点とする「アエリオン・コーポレーション(Aerion Corporation)」は同社が2009年に発表していた超音速ビジネスジェット計画を見直したリファインモデル『Aerion AS2』のコンセプトを公開しました。旧コンセプトでは「プラット・アンド・ホイットニーJT8D」双発でしたが、AS2ではより小型のエンジンに変更のうえ、垂直尾翼直下にエンジンを追加した3発機に変更。主翼は遷音速風洞試験およびNASAの超音速自然層流ウイング技術の研究結果を反映した新設計の主翼に変更しています。アエリオン社では2015年までにエンジンや機体製造を分担する企業と提携交渉を行う予定で、認証用機体制作は2021年頃を計画しています。