StratoBus

2014年3月10日、フランス人工衛星開発企業「タレス・アレーニア・スペース」社は、大型無人成層圏プラットフォーム『STRATOBUS』プロジェクトを発表しました。STRATOBUSは全長70m~100m、直径20m~30mの大型無人飛行船で高度約20kmの成層圏での運用を想定。無人機と衛星の中間的なプラットフォームとして車両・船舶の追跡、国境監視、災害・気象観測、通信、放送、ナビゲーションを含む幅広いミッションが可能としています。船体外周にはタレス社が特許を取得した太陽光パネルと電力増幅装置による複合発電システム、超軽量リバーシブル燃料電池により低燃費を実現、機体寿命は約5年を想定しています。