
ロシア統一エンジン製造会社(JDC)傘下のガスタービンエンジン開発製造会社大手「クリモフ(Климов)」の企業プロモーション映像です。クリモフはフランス車「ルノー」のロシア工場建設に合わせ、エンジンを現地生産する会社として1914年10月20日設立された歴史ある企業です。第二次世界大戦以降、航空機用エンジンの開発・生産にシフトし、M-105(レシプロ)・TV3-117(ターボ・シャフト)・RD-33(ターボファン)はソ連を代表する航空機やヘリコプターに搭載されています。ソ連崩壊以降、民間会社として独立した各エンジン設計局は2008年4月16日にプーチン大統領が世界市場でロシアのエンジン生産競争力を確保するため、国内技術の知的財産権と資本を統合し、クリモフを始めサトゥールン、クズネツォフ、アヴィアドヴィガーテリ等の主要企業がJDCの子会社となっています。