Экраноплан

東西冷戦時代、波の少ないカスピ海および黒海で運用を想定し、ソビエト連邦で開発された地面効果翼機『エクラノプラン』の極秘開発ドキュメンタリー動画です。1940年代以降アレクセイエフ技師を中心にした水中翼船中央設計局が中心となり戦局を左右する兵器として極秘裏に開発されました。エクラノプランは平滑な地表面ないし水面上の地面効果を利用することで低空飛行を行い高速性と大量輸送を両立する機体で、上空レーダー網を掻い潜り、他国沿岸へ兵員、装甲車の揚陸を目的としています。ソ連では本格配備を目指し、より実用的なオリョーノク型やルン級など開発しましたが、開発主導者の政治的失脚、後に発覚する機体強度不足、レーダー技術の進歩、専用ドックを必要とする膨大な運用コスト、波の高い条件下で運用できない等限定されすぎる運用条件により開発は中止され、現在では殆どの機体が退役もしくは廃棄されています。カスピ海で試験をする巨大なエクラノプランを発見したアメリカ諜報機関は「カスピ海の怪物」と命名し当時かなり危険視していました。