旧ソビエト連邦アントノフ設計局がソ連版スペースシャトル「ブラン」輸送用に開発した超大型輸送機『An-225(ムリーヤ)』の写真です。設計局はソ連崩壊後にウクライナの独立に伴い同国の一企業として再編され、機体も貨物運搬を専門に行う「アントノフ航空」に移管されています。2010年にはハイチ大地震復興支援、2011年3月25日には東日本大震災救援の為、支援物資を満載し成田空港に飛来しています。写真には貨物室や乗員が普段利用している機内の他、ソ連時代に一度だけ行われたブランの輸送も確認できます。