anaipadANAでは、2012年4月よりグループ全客室乗務員(約6,000名)にiPad(アイパッド)を1人1台配布します。マニュアルを電子化することで、乗務前の円滑な準備や知識の習得を容易とし、文字にはできなかったサービスイメージの共有を動画で確認しサービス品質の向上につなげたいとしています。現場では現行の集合形式中心の教育訓練からiPadを活用した自己学習形式を取り入れることで、訓練施設に出社せずとも容易に知識習得が可能となり、訓練期間の短縮も視野に入れています。また既存の紙のマニュアルでは1人当たり3冊携行し、重量は2.1kgありましたが、これがiPadの導入により0.7kgとなり紙資源削減にも貢献が期待できるとしています。