ティルトローター・回転翼機

『CH-47D(チヌーク)』アフガニスタン山岳での米海軍特殊部隊「シールズ」回収映像

Chinook-Pinnacle-Landing

アフガニスタンでタリバン基地の強襲作戦を終えた米海軍特殊部隊「シールズ」を『CH-47D(チヌーク)』が山岳で回収している映像です。映像のCH-47は急斜面で着陸できない崖で、バランスを取りながら後部ランプドアを地面に設置させており、大型タンデムローターヘリとして未だに現役で量産され続ける同機の優秀さが分かる内容です。部隊を回収しているのはドイツを拠点とする、第159強襲支援ヘリコプター大隊所属の「ビッグウィンディ(Big Windy)」で数々の戦場や危険地帯で活躍し操縦技術も非常に高いことで知られています。シールズは2001年よりターリバーン・アルカーイダ掃討作戦に参加し数々の強襲作戦を成功させており、映像にも拘束されたタリバン兵が尋問の為連行している様子が確認できます。

現代に甦った新型オートジャイロ『カーター・PAV』テスト飛行映像

Carter-PAV

カーター・アビエーション・テクノロジーズ社が開発中の新型オートジャイロ「カーター・PAV」実証機の試験映像です。PAVは離着陸時にローターを駆動させることで、短距離離着陸が可能な複合オートジャイロで、巡航中は気流を回転翼に受けローターを自動で回すことで燃費も高く、折りたたみ式の固定翼が追加状態だと時速350kmの高速で飛ぶことが可能とされます。 オートジャイロはヘリコプターよりも早い1920年代から実用化され当時は盛んに開発され運用されてきましたが、ヘリコプターが実用化されると一気に衰退し、現在はスポーツ用以外殆ど開発されていませんでした。近年ティルトローターや複合ヘリのように短距離離陸が可能で経済性の高い高速輸送機として見直されています。

民間用ティルトローター、アグスタ・ウェストランド『AW609』HeliExpo2012デモフライト映像

aw609Heli-Expo-2012

米国テキサス州ダラスで開催された「HeliExpo2012」において、アグスタ・ウェストランド社が開発中の民間用ティルトローター『AW609』のデモフライトの映像です。AW609はV-22(オスプレイ)を開発したベルと、アグスタウエストランドが共同開発していましたが、2011年にベルが撤退したことでアグスタ社の単独製品となり開発スケジュールが見直されています。映像の試作1号機はテキサス州アーリントンで試験飛行を続け、2016年の上半期にFAAとEASAの型式証明取得を目標としています。今後民間ティルトローター機が実用化されると空港建設が難しい場所での運用を初め、捜索救難や救急輸送等に大きな需要があると期待されており、離島の多い日本でも導入する可能性のある機体です。

アメリカ空軍、『次期戦闘捜索救難ヘリ(CSAR-X)』提案依頼書(RFP)発表。再入札決定から5年ぶりに選定が再開

CRHRFP

2012年10月22日、アメリカ空軍は次期戦闘捜索救難ヘリ(CSAR-X)提案依頼書(RFP)を発表しました。次期戦闘捜索救難ヘリは老朽化が進むHH-60G(ペイブ・ホーク)の後継機として、112機の導入を予定しており、総額100億~150億ドル(約8000億~1.1兆円)規模の大型契約です。2006年11月9日にボーイング社がCH-47(チヌーク)の改造案「HH-47」に採用が一時決定していましたが、入札競争に敗れたロッキード・マーティン、シコルスキー両社が判定基準が仕様書に一致しないとして異議を申し立てたことで、米会計検査院による調査が実施され再入札が決定していました。

ソ連を代表する強襲ヘリコプター『Mi-24(ハインド)』

mi241960年代当時ソ連では、強力な武装で地上を制圧しつつ歩兵部隊を展開する強襲ヘリコプターという運用構想をまとめ、Mi-8汎用ヘリコプターを原型とするソビエト初の攻撃ヘリコプターとしてMi-24が開発されました。設計・運用思想にはベトナム戦争におけるアメリカ軍の戦訓を慎重に分析しており、高い攻撃力を持ちながら兵員輸送任務を兼ねる大型機になります。1970年に初飛行を行い1973年には部隊配備が開始。アフガン侵攻を始め多くの紛争や戦争で使用され攻撃力と有用性は高く評価されています。ソビエト連邦国内で約2000機が製造され、30ヶ国以上に約600機が輸出されたベストセラー機で、多くのバリエーションも開発されています。現代ではMi-24のような戦闘と輸送という二つの役割を一機に担わせる機体は同シリーズのみで、次期攻撃ヘリとして開発されたMi-28は純粋な攻撃機として設計されています。

ファンボロー航空ショー2012『V-22(オスプレイ)』デモフライト映像

fnbmv22英国で開催中の「ファンボロー航空ショー2012」で『V-22(オスプレイ)』デモフライトの動画です。ファンボロー航空ショーへV-22の展示飛行は2006年以来で今回は米海兵隊仕様のMV-22(Block C)が参加しました。デモフライトを行っているのはノースカロライナ州ニューリバー海兵隊航空基地所属のVMM-264飛行隊で40人の隊員が参加しています。今回の航空ショーでも海外で採用を検討しているイスラエル、アラブ首長国連邦、カナダが購入に高い関心を示しています。

イタリア、アグスタ社製軽量級攻撃ヘリコプター『A129(マングスタ)』

a1261972年イタリア陸軍の新世代攻撃ヘリコプター計画に基づきアグスタ社が開発したのが軽量級攻撃ヘリコプターが『A129(マングスタ)』です。後席に大きな段差を付けたタンデム複座で良好な前方視界を確保。同体には複合素材を多用し機体重量で約40%採用しています。1980年代にはヨーロッパの合同軽攻撃ヘリコプター候補に挙げられていましたが、機体問題に直面し実用配備が大幅に送れたことから時機を逸し、輸出は期待できなくなっています。唯一海外で採用したのはトルコのみで51機のライセンス生産が行なわれ兵装、アビオニクスも改修が加えられています。

射出座席を装備する二重反転ローター攻撃ヘリ『Ka-50(ブラックシャーク)』

ka50Ka-50(ブラックシャーク「NATOコードネーム:ホーカム」)は旧ソ連カモフ設計局が「Mi-24」の後継機として1977年より軽量でコンパクトな機体を目指し得意とする二重反転ローター技術を導入して開発。対空・対地両方に優れ、世界で初めて射出座席を装備するヘリコプターとして1987年には競争試作機であるMi-28に勝利し量産発注が行なわれます。しかしより堅実な設計で夜間戦闘能力を強化したMi-28Nの登場により主力ヘリとしての採用は撤回され、現在はMi-28を補佐する戦闘ヘリとして少数が量産配備されるに留まっています。民間企業となったカモフでは輸出に力を入れており、不評だった単座型を改良した並列複座型「Ka-52」を海外に向け積極的に売り込みを図っています。

世界初の実用ティルトローター軍用機『V-22(オスプレイ)』

v-22

『V-22(オスプレイ)』はエンジンローターの角度を変えることでヘリコプターのように垂直上昇ができ、上昇後はローター軸を前方に向けて普通のターボプロップ機として飛行することができる「ティルトローター機」として始めて実用化された機体です。従来の固定翼機と回転翼機のパイロット免許区分と概念を覆す革新的な機体と言えますが、開発の難しさから初期に試験中に4度機体に起因する死亡事故を起こしたことで「未亡人製造機」と揶揄され安全性に不安のある機体という印象が強くなってしまった機体です。

壮大なエイプリルフールネタ。『Hotelicopter』旧ソ連製巨大ヘリをベースにした空飛ぶ高級ホテルで初就航ツアー【写真8枚、動画2点】



2009年4月1日エイプリルフールにYOTELというホテルグループが旧ソ連製試作大型ヘリコプター「Mi-12」をベースに『空飛ぶ高級ホテル(Hotelicopter)』を建造し初就航ツアーを発表したことで世界中で話題になりました。これは4月1日のエイプリルフールのネタだったわけですが機体仕様とツアースケジュールを発表したことで実際に信じてしまった人も多かったようです。Hotelicopterは実在するホテル予約サイトで、このエイプリルフールを利用したプロモーションは高い宣伝効果を発揮し一躍有名になりました。
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