航空機データファイル

双子の高等ジェット練習機『ヤコヴレフ Yak-130/ アエルマッキM-346(マスター)』

M346YAK130

Yak-130はソ連空軍と海軍航空隊で使用するL-29とL-39の後継高等練習機として開発がスタートしました。計画当初から資金不足と海外へ輸出を考え、西側メーカーと共同開発を模索し1987年イタリアのアレーニア・アエルマッキ社と1987年に共同開発の協定が結ばれます。アエルマッキ社の機体は西側のアビオニクスや機材を搭載しM-346として生産・販売しています。近年Yak-130、M-346は韓国のT-50高等練習機と海外輸出市場で激しく争っています。

第4世代戦闘機ベストセラー、ジェネラル・ダイナミクス『F-16(ファイティングファルコン)』

F-16_datafile

アメリカ空軍はF-4に代わる主力戦闘機としてF-15の採用を決定。しかし高性能で高価なF-15を代替するには膨大な経費が必要となることが問題となり、議会でも批判の声が高まりました。これを受けより安価で戦力定数を補間する「ハイ・ローミックス」構想が生まれます。当時の革新的技術である胴体と翼を一体で整形するブレンデッドウィングボディやフライ・バイ・ワイヤを搭載し優れた軽戦闘機として今では生産数4000機以上を突破する大ベストセラー機となっています。開発はジェネラル・ダイナミクスが行いましたが軍用機部門の売却により現在はロッキード・マーティン社の製品となっています。

極限の機動性を追求した戦闘機 Su-47(ベルクート)

Su-47

Su-47(ベルクート)は、スホーイ設計局が提案したS-37の概念実証機で、前進翼による機動性の向上を第一とし亜音速での運動性を極限まで高めた革命的な機体と言えます。機体のサイズは、戦闘機としては最も大型の部類に入るSu-27よりさらに一回り大きく、スペックについて公表されている部分が非常に少ないため内部詳細については不明な点が多い機体です。

欧州製グローバリズム旅客機の先駆け、エアバスA300

a3000205今では世界を2分する巨大メーカーにまで登りつめたエアバスですが、当時は売れ行きが振るわず事業の存続すら危ぶまれていました。1960年代ヨーロッパでは国の垣根を超え新型エアライナー開発への気運が盛り上がります。しかし、旅客機市場ではアメリカ勢に押され各航空機メーカー単独ではとても勝ち目が無く英独仏三国の航空産業の総力を挙げてようやく対抗できるかどうかでした。旅客機共同開発が一般的でない当時、政治的、資金難等多くの試練を乗り越え欧州各国は終結し、グローバリズム象徴としてA300という傑作機を生み出します。

長射程と可変翼を有した米海軍最強艦上戦闘機、F-14(トムキャット)

f140122F-14が開発された1960年代、アメリカ海軍の最大の脅威は空対艦長射程ミサイルを積んだソ連の高速ジェット爆撃機で、これを迎撃し撃墜する為開発されました。現在はアメリカ海軍からは全機退役していますが、可変翼を有した高い性能とパワフルな外観から今でも日本問わず世界中で人気のある機体です。

旧ソ連モダンファイターの双璧 MiG-29(ファルクラム)

mig290118MiG-29は1970年代のアメリカ新世代戦闘機に対抗する為開発されました。当時のソ連機はMiG-15からMiG-23の一連の動きを見ても分かるように構造がシンプルだが性能的には遅れを取っている感が否めなく、防空戦闘機で劣ることは国家の存亡にかかわる問題でした。より敏捷で格闘戦に秀でる戦闘機を開発する為ミコヤン設計局(OKB)はソ連が誇るTsAGI「ツアギ」(中央流体研究所)の支援を受け開発を開始します。

航空史に大きな影響を与えたボーイングの革命児367-80

367-801009ボーイング367-80(ダッシュ80)はアメリカ合衆国初のジェット輸送機の試作機で後の航空史に多大な影響を与えボーイングが旅客機市場に君臨する礎を築いた機体と言えます。しかし開発には今のボーイングから想像出来ないほど厳しい状況で行われました。航空会社からの発注は無く政府からの資金援助も得られない中、一発逆転を狙いボーイングは自主開発を行うことを決意します。

イングリッシュ・エレクトリック ライトニング

eele0105pライトニングはイギリスが独自に開発し実用化した初のマッハ2級戦闘機で、60度と大きな後退角度付きの主翼と何より本機を特徴する2基のエンジンを上下配置するという稀に見る搭載法を採用しています。上昇力、速度共に優秀でしたが、航続力、兵器搭載量に乏しくF2、F3、F6と改良を重ねるが構造上終始この難題に悩まされ続けた機体でもあります。

ダッソー伝統のデルタ翼原点、ミラージュIII

mir2001222フランス航空機メーカー、ダッソー社は今でこそ開発する航空機の殆どがデルタ翼機ですが、ミラージュIII以前はウーラガンやミステール等通常の後退翼機を開発していました。同社が成功するきっかけとなったミラージュIIIは攻撃・偵察型を含めシリーズ総生産1,400機以上生産されるベストセラー機です。他国でも多くの派生機が開発されネシェル・クフィル・チーター等、コピー機も多く存在しています。

戦後初の国産超音速戦闘機 F-1支援戦闘機

f11211F-1支援戦闘機は「着上陸侵攻阻止」を目的として開発された戦後初の国産戦闘機です。老朽化したF-86戦闘機の後継機でもあり、開発当初から対艦攻撃を想定し国産の空対艦ミサイル「80式空対艦誘導弾」と同時開発されました。
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