xf850812まだ空中給油機が本格的に実用化されていない頃、戦略爆撃機を護衛する為開発されたパラサイト・ファイターXF-85試作戦闘機(ゴブリン)の動画です。爆撃機爆弾槽内に収容する為、胴体が非常に短く着陸脚も無い特異な形状をしています。飛行試験の結果を受け性能および運用に問題があり実用化は見送られました。




■相次ぐドッキング失敗と能力不足
当初の実物大模型ではX字型の4枚尾翼でしたが、機体バランスが悪く試作機では5枚に尾翼が追加されています。その後風洞試験の結果から最終的に尾翼が6枚となる異様な機体となってしまいました。1号機は1947年10月に完成、2号機は1948年7月からボーイングEB-29Bを親機として、飛行試験に用いられています。8月23日に初の自由飛行に成功するも親機とのドッキングに失敗、ミューロック乾湖に不時着しています。2度目にはなんとか母機への帰還に成功しています。飛行試験の結果を受け、母機との再収容が容易でないこと、飛行性能が悪く、敵戦闘機に対してまともに対抗できないことが判明し、1949年に計画は中止されてしまいます。製造された2機は、現在、オハイオ州デイトンのアメリカ空軍博物館、ネブラスカ州オマハの戦略空軍博物館に展示されています。

■XF-85のコクピット


原型初飛行1948年8月23日
全長4.5m
全幅6.4m
全高 2.5m
乗員1名
エンジンXJ-34-WE-22×1
最大速度M0.9
最大離陸重量
航続距離
生産数2機


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