戦時中に青森・秋田県境の十和田湖に墜落した旧陸軍の練習機とみられる機体が湖底で見つかり、東大生産技術研究所海中工学国際研究センターの浅田昭教授らが12日、記者会見で映像を発表しました。
今年7月から水中音波探知機で湖底の地形データを集めていた東大や同社の関係者が、今月4日に中湖と呼ばれる水域の中心部付近で機影を確認。8日に水中カメラを潜らせ、映像を取得しました。
発見されたのは昭和18年9月、いまから67年前の太平洋戦争中に十和田湖に墜落した旧陸軍の一式双発高等練習機(キ54)とみられます。乗っていた4人のうち1人が救助。3人の少年兵は行方がわからないままで、機体に遺体が残されている可能性もあるということです。
浅田教授らによると、機体は水平に横たわり、ほぼ原形をとどめているという。エンジン部分や機首のほか、日の丸や尾翼のマークなども確認できたが、機内の状態は把握できていないもよう。研究チームは今後、このデータを引き揚げを行う際に提供したいと話しています。
青森県立三沢航空科学館の大柳繁造館長は「機体の形状や発見場所などから練習機に間違いない。ほとんど傷んでおらず、産業遺産としても貴重だ」と話している。
◆一式双発高等練習機(キ54)
◆日テレNEWS動画
http://www.news24.jp/nnn/movie/news8613914.html
発見されたのは昭和18年9月、いまから67年前の太平洋戦争中に十和田湖に墜落した旧陸軍の一式双発高等練習機(キ54)とみられます。乗っていた4人のうち1人が救助。3人の少年兵は行方がわからないままで、機体に遺体が残されている可能性もあるということです。
浅田教授らによると、機体は水平に横たわり、ほぼ原形をとどめているという。エンジン部分や機首のほか、日の丸や尾翼のマークなども確認できたが、機内の状態は把握できていないもよう。研究チームは今後、このデータを引き揚げを行う際に提供したいと話しています。
青森県立三沢航空科学館の大柳繁造館長は「機体の形状や発見場所などから練習機に間違いない。ほとんど傷んでおらず、産業遺産としても貴重だ」と話している。
◆一式双発高等練習機(キ54)
◆日テレNEWS動画
http://www.news24.jp/nnn/movie/news8613914.html
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