mrj09179月15日、三菱重工業の子会社である三菱飛行機はMRJが詳細設計の段階から、製造段階に移行したと発表しました。予定では2010年夏の設計終了を目指しており、ほぼ予定通りの進行となっています。今後、選定された各部品メーカーで部品製造が開始されることになります。
今後、取引先メーカーが順次、部品などを生産。名航では大江工場と飛島工場で胴体や主翼、尾翼の製造、小牧南工場などで機体の組み立て作業が行われる。

今後のスケジュールについては、12年4~6月に初飛行。その後、量産に必要な「型式証明」を得るための飛行試験などを実施。14年1~3月に初号機を、全日本空輸に納入する予定となっています。
またMRJの受注については、現在のところ2008年3月に全日本空輸(ANA)から25機、2009年10月にアメリカのトランス・ステーツHDから100機の確約を得ているが実機が完成することで他の航空会社からの受注に期待がかかる。

ANA塗装MRJイメージ


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