b7370918ボーイングは17日、同社の小型航空機737型機50機を、ロシア国有企業ロシアン・テクノロジーズに総額37億ドル(約3200億円)で受注したと発表しました。ロシアン・テクノロジーズは購入した737型機を、同国の航空会社エアロフロートに貸し出す予定。
同社は前日、737型機の月間生産数を2013年第2四半期に38機に引き上げると発表していました。
ボーイングの度重なる月産数引き上げ発表には、世界第1位の航空機メーカーであるエアバスが、A320機を月間38機以上生産するとの方針を発表したことが意識されたと考えられています。A320機は、ボーイングの737型機の競合機となる。航空業界は過去2年間ほど、原油価格の高騰に伴う燃料費の上昇などにより大幅な需要減に陥っていたが今年に入ってからは、需要は回復傾向にあります。

早わかり ロシアビジネス (B&Tブックス)
早わかり ロシアビジネス (B&Tブックス)