md81001地方空港を中心に25年間にわたって飛び続けた日本航空(JAL)のMD81旅客機が30日、三沢発羽田行きJL1226便で日本の空から引退しました。
羽田空港では同日午後、JAS時代の制服を着た客室乗務員らが「25年間、今までありがとう」と書かれた横断幕を持ち、手を振って同機を見送りました。

MD81は昭和60年、旧日本エアシステムの前身、東亜国内航空が導入。最盛期には18機体制だったが、今年9月末には2機体制になり、同じサイズで燃費の良いMD90型機の登場や、JALとJASの統合を契機に退役が始まりました。

羽田空港では10月21日から4本目のD滑走路の供用開始とともに、国際基準に基づく高精度航法(RNAV5)で空域を効率運用する「スカイハイウェイ計画」が始まるが、MD81は同計画に対応していない。退役は以前からの既定路線だったが、MD81はJALが会社更生法の適用申請後の初の引退となります。

旧JAS出身の小山政則機長(54)は「操縦しやすい機体だったが、燃費が悪い。時代の流れには逆らえない」。感慨を込めて見送りました。

日本の旅客機2010-2011 (イカロス・ムック)
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