misa1011成田空港の廃港を主張する三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派が10日、空港建設予定地内にある反対派農家の所有地の畑で集会を開きました。全国の支援団体や労組からの出席者を含め約770人が参加し地元自治体で容認の動きが広がる発着枠拡大などへの反対を訴えました。
空港用地の地権者でもある同派の萩原進事務局次長は、現行で上限22万回の年間発着回数を30万回に引き上げる計画について「住民を無視し、空港の利益しか考えていない非常識な計画だ。生活破壊を許してはいけない」と気勢を上げた。県警は警備のため、約3700人を動員しました。成田国際空港会社は航空需要の増加に対応するため、早期の発着枠拡大を実現したい考えで、県や地元自治体などと13日にも開く四者協議会での合意を目指したいとのこと。

三里塚―成田闘争の記憶
三里塚―成田闘争の記憶