三菱航空機が開発を進めている国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の組み立て作業が5日、三菱重工業の名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場(愛知県飛島村)で始まりました。組立が開始されたものは、風防強度試験として鳥衝突試験に用いられる前胴構造部分。記念式典では、コックピット上部の枠組みを鋲で打ち付ける作業が行われ、作業員が留め金具を打ち込むと拍手がわき起こりました。
個々の部品の製作は昨秋より始まっており、今回の組立開始は、同機の開発を進めている三菱航空機からの発注を受けて三菱重工が着手したもの。三菱重工は今後、MRJの胴体、主翼、尾翼などの主要構造部品を製造するほか、多数のパートナー企業が現在製造を進めている各部位が仕上がるのを待って、機体の最終組立と艤装作業に当たる。MRJの関連企業は大半が東海地域にあり、震災の影響は出ていないという。胴体部分を組み立てた後、三菱重工の小牧南工場(愛知県豊山町)で主翼接合などの最終作業が行われる予定。
個々の部品の製作は昨秋より始まっており、今回の組立開始は、同機の開発を進めている三菱航空機からの発注を受けて三菱重工が着手したもの。三菱重工は今後、MRJの胴体、主翼、尾翼などの主要構造部品を製造するほか、多数のパートナー企業が現在製造を進めている各部位が仕上がるのを待って、機体の最終組立と艤装作業に当たる。MRJの関連企業は大半が東海地域にあり、震災の影響は出ていないという。胴体部分を組み立てた後、三菱重工の小牧南工場(愛知県豊山町)で主翼接合などの最終作業が行われる予定。
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