Aviation Data Focus : 台湾の航空会社「チャイナエアライン」スカイチームに正式加盟

チャイナエアラインは2011年9月28日に開かれた式典にて、グローバルな航空アライアンスであるスカイチームの15番目のメンバーとして正式に迎えられました。旅客・貨物ともにグローバルネットワークにおいてブランドを築き上げているチャイナエアラインは、台湾を代表する航空会社として台湾初のグローバルネットワーク加盟航空会社となりました。チャイナエアラインの加盟により、アジア地域でのスカイチームの優位性がさらに強固なものになります。また、今回の加盟に合わせてブランドイメージをリニューアル。梅の花など既存のテーマは引き継ぎつつ、「シンプルで統一性のある近代的なデザイン」としたとのこと。加盟式典では、747-400型特別塗装機が公開されました。

チャイナエアライン整備地区機体格納庫で行われた加盟式典は、馬英九総統をはじめ400名を越える来賓により盛大に執り行われ、台湾航空史に新たな１ページを刻みました。チャイナエアラインは世界29カ国99都市に運航しておりますが、スカイチーム加盟後は世界173カ国926地点、日に14,500を超えるフライトによってお客様の利便性を高めて参ります。本日より、全てのチャイナエアラインの利用客はスカイチームのグローバルチケットディスカウントや空港ラウンジ、マイレージ特典などを利用できるようになります。

馬総統は、「台湾は島国であり、航空ネットワークは世界への重要な架け橋となります。チャイナエアラインは長年の努力により、この度、台湾初のグローバルネットワーク加盟航空会社となり、世界の表舞台の一員として台湾航空史に新たな1ページを飾るだけでなく、台湾の国際的地位を高めました。」と述べました。
また、スカイチーム会長レオ・ファン・ヴァイク氏は次のように述べました。「スカイチームの数多くの既存ハブに乗り入れているチャイナエアラインが加盟することにより、スカイチームの旅客便をご利用のお客様、および貨物サービスをご利用者のお客様、双方に向けて、よりよいサービスをご提供することができます。強力な経済圏から良質な航空会社をメンバーに加えることで、'お客様のために商品およびサービスを向上させる'というスカイチームの最優先事項に焦点を置いた活動を強化することができます。」
最後にチャイナエアライン会長張家祝は、「スカイチームへの加盟は、当社のさらなる国際的な成長および収益性向上を目指す戦略にとって、絶対不可欠な要素です。本日のこの記念すべき出来事は当社の歴史において重要な意味を持ちます。スカイチーム加盟各社との今後の連携、協力により、当社をご利用いただくお客様により多くの特典をご提供できるのを楽しみにしております。」と締めくくりました。

■チャイナエアラインプレスリリース
http://www.china-airlines.co.jp/news/1109/110928.html