c9192011年10月19日、中国の中国商用飛機有限責任公司「COMAC」が開発中のC919を中国工商銀行工銀金融リース有限公司「ICBC Leasing」が、45機購入する契約を締結しました。C919は現在までに中国東方航空、中国国際航空、海南航空、中国南方航空、CDBリース、GE キャピタル アビエーション サービシーズからオプションを含む100機を受注しており、今回の契約を含め145機となります。単独では45機を注文した「ICBC Leasing」が最大の顧客になります。当初COMACでは2011年のC919販売目標を50機以上に設定していましたが、今回の契約成立で目標がほぼ達成できたことになります。
C919は中国が民間旅客機としてARJ21に続くB737やA320と同等クラスの小型ジェット旅客機で最大168席を設けることができ胴体を延長した長距離方も計画しています。中国はこの旅客機でエアバス社とボーイング社の2強体制を打破し、ABC(Airbus・Boeing・COMAC)体制を形成することを目標に掲げています。2014年に初飛行、2016年からの引渡しが予定されてますが、先行して開発しているARJ21が今年取得を目標としていた型式証明を取得できず納入も遅れることが確定しているだけにスケジュールに無理があると思われます。


第二次バブルに乗るにはコツがある 守りの中国株入門第二次バブルに乗るにはコツがある 守りの中国株入門
三木 健博

中国株「黄金の10年」 中国・日本のお金持ちに学ぶ! 儲かる中国株 (別冊宝島 1668 スタディー) 「世界金融危機後」に狙う中国株 中国株で一山当てたい人集まれ ジム・ロジャーズ中国の時代

by G-Tools