Harrier英海軍が防衛予算削減のため2010年11月24日に早期退役させたハリアーGR.9のエンジン、関連部品を含む74機分を米国の海軍と海兵隊で買い取る契約が成立りました。金額にして約1億1500万ポンド(約140億円)で、主に老朽化が進むF/A-18D型の置き換えと米海兵隊のAV-8Bのスペアパーツ用として使用されることになります。売却されるハリアーは1980年から1995年頃に製造された機体で、現在も飛行可能な状態で最低限の整備を施されて保管されていました。
米海兵隊のAV-8Bはマクドネル・ダグラス(現ボーイング)社とホーカー・シドレー(現BAEシステムズ)社の共同開発であり、翼部分は両企業がそれぞれに製造、搭載エンジンはほぼ共通である為、ある程度互換性が確保できるとしています。米国製中古戦闘機の販売は珍しくはありませんが、逆に他国から中古機導入は珍しく、この背景にはハリアーⅡ後継機であるF-35Bの開発が大幅に遅れているのが原因で、2025年までに退役するハリアーの延命が目的と考えられています。

■参照記事(BBC英語)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-15876745

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