emb314米空軍がアフガン空軍への提供を念頭に行っている軽攻撃機の機種選定において、ブラジルのエンブラエル社のターボプロップ軽攻撃機EMB-314(A-29)「スーパー・ツカノ」が選定されたと発表がありました。契約金額は3.55億ドル。20機の調達を念頭に開始されたLASの機種選定は、アメリカ、ホーカー・ビーチクラフト社のAT-6「テキサンⅡ」と1年間の各種評価試験を実施。AT-6の一部能力不足や不具合の解決が長期化する可能性が指摘されており、選定結果もこれに沿ったものでしたが、同社はこれに納得せず選考プロセスの明確化を争点とし上告する旨を米政府に発表しており、次期空中給油機選定計画(KC-X)と同様、泥仕合になる可能性があります。
ホーカー・ビーチクラフト社が反発を強める背景にはLASの契約は、最終的に10億ドル近くの価値になることと、アメリカが財政難で軍備縮小を掲げており、この機会を逃すと今後同社への発注が期待できないためです。一方エンブラエル社の米国パートナー企業であるシエラネバダ社は選定は公平であり我々は、問題を迅速に解決されることを確信していると述べています。EMB-314(A-29)が正式に採用されると70以上の米国企業が供給する部品またはサービスを使用し、アメリカの従業員がフロリダ州ジャクソンビルで最終組立てを行なうことになります。

■エンブラエル社プレスリリース
http://www.embraer.com/en-US/ImprensaEventos/Press-releases/noticias/Pages/SUPER-TUCANO-VENCE-CONTRATO-DE-DEFESA-NOS-EUA.aspx


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レシャード カレッド

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