c919BOC中国商用飛機有限責任公司(COMAC)はシンガポール航空ショーにおいて、航空機リース会社『BOCアビエーション』から開発中の中型ジェット旅客機「C919」を20機受注したことを発表しました。BOCアビエーションはシンガポールを拠点とする航空機リース会社でアジア各国の航空会社に180機程リース提供を行っています。これまでC919の海外顧客は米国のリース会社「GEアビエーション・ファイナンシャル・サービス」のみでしたが、BOCアビエーションからの受注によりアジア方面に強い顧客を得たことになります。
COMACでは2011年12月に中国政府による予備技術審査を通過した後、機体の詳細設計に取り組んでいます。中央ウイングボックス、外部ウイングボックス、ウイングパネル、フラップとエルロンは中国の西安市で、胴体中央部は南昌市で生産される予定。上海市の浦東新区にはC919のテスト飛行に向けた専用滑走路の建設が進んでおり、2012年末に完成する予定です。COMACの予定では2014年にC919の初飛行を予定し、2016年から納入を開始するとしています。今回の受注を含めるとC919の合計受注数は235機となります。

■BOCアビエーションプレスリリース
http://www.bocaviation.com/popup_press.php?id=142&oid=press_release

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