arj21インドネシア政府航空部局は中国が開発する『ARJ21-700』を同国の国営航空会社『ムルパティ・ヌサンタラ航空』が40機購入する覚書を交わしたことを発表しました。中国国内からの受注が大半を占めるARJ21にとっては最大の海外発注となります。詳しい契約金額は未発表ですが、ARJ21-700は1機あたり約3000万ドル(約24億2000万円)という価格になるため単純計算で12億ドル(960億円)となる予定です。インドネシアでは近年急速に中国との経済、軍事面で繋がりがのを強めており、今回の購入契約も中国から融資を受けてのことです。納入は2014年から17年までの4年間に年10機単位を予定とのこと。
ARJ21は現在国内からの受注だけで200機を超えており、今回のムルパティ・ヌサンタラ航空からの受注分と海外リース会社からのオプションを含めると300機近くになります。ただし、ARJ21の型式証明取得は遅れが出ており本来2011年には引き渡しを予定していましたが、安全面や技術的問題をクリアできず納入予定が伸びています。ムルパティ・ヌサンタラ航空は今回と同様に中国からの資金融資により「西安飛機工業公司」が製造するMA60も運用していますが、2011年5月に墜落事故を起こしており乗員乗客27名全員が死亡する事故が起きています。

■参照記事(中国語)
http://www.chinareviewnews.com/doc/1020/2/1/7/102021727.html?coluid=7&kindid=0&docid=102021727&mdate=0225102052

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