azultrip2012年5月28日ブラジルサンパウロ市を拠点を置く格安航空会社『アズール・ブラジル航空』と同業『トリップ・リンハス・アエレアス航空』は持ち株会社方式での統合を発表しました。合併が承認された場合、新会社は国内市場の15%、従業員8700人規模、112機の航空機を保有し時価総額でブラジル国内第3位の航空会社となります。全額株式交換による合併で、新会社の株式はアズール側株主が3分の2を、残りをトリップ側が保有することで合意。ただし両社は統合に関する金銭面での条件は非公開としています。両航空は独占禁止法当局と民間航空当局から統合の承認を得るまでは現在のブランド名を継続使用するとのこと。
■デイヴィッド・ニールマン


アズール・ブラジル航空はアメリカの格安航空会社のジェットブルー航空の創業者として知られているデイヴィッド・ニールマン氏によって、2008年5月5日に設立された新興の航空会社で、ブラジルの経済発展に伴い旅行者の増加と合わせるように急成長を遂げていました。近年ブラジルの航空業界は再編のさなかにあり、中小の合併統合にとどまらず、国外からの買収が進んでいます。28日のインタビューでニールマン氏は、経営統合による相乗効果によってアズール・トリップの成長は加速するだろうと指摘。「2012年の売上高は42億レアル(約1700億円)を見込んでいる」と述べ、統合で4年分の成長に相当する効果が得られるとしているとしています。

■参照記事(Fox Business)
Azul, Trip To Merge As Rival Brazil Airlines Consolidate

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杉山純子 松前真二

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