ScootAir2011年3月にシンガポール航空の出資により長距離国際線を運航する格安航空会社として設立された『スクート(Scoot)航空』が2012年6月4日より運航を開始しました。初フライト便は同日23時25分、チャンギ空港からオーストラリア・シドニーへと出発。使用機材であるボーイング777型機の全400席は満席でした。スクートはシドニーのほかにゴールドコースト、タイ・バンコク、巨大な潜在マーケットである中国・天津へ就航を予定しています。また、保有機体であるボーイング777型機を2012年末までに計4機体制とし、5~6年以内には14機とする計画です。


スクート航空は格安航空会社では珍しい飛行時間5~9時間の中・長距離路線をターゲットにしています。同じシンガポール航空の出資による格安航空会社では既にタイガー・エアウェイズがありますが、こちらは短距離路線の運航に限定しているのとは対照的です。親会社であるシンガポール航空は北京や上海といった中国の大都市の路線を網羅している為、今後スクート航空には未発達の路線をカバーさせる狙いがあります。

■スクート航空HP
http://www.flyscoot.com

航空業界クライシス―格安航空会社参入で激化する空の戦い航空業界クライシス―格安航空会社参入で激化する空の戦い
内村 新一

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