pluna2012年7月5日(現地時間)、南米ウルグアイのフラッグキャリア『PLUNA(プルナ)』が経営破綻し全便の運航を停止しました。国内外8万人に影響が生じているとみられています。同社は格安航空会社との価格競争や燃料費の高騰に押され、慢性的な赤字経営に陥っていました。破綻2日前には従業員が48時間のストライキを行ったことで完全に行き詰まり、今後の燃料代も払えない状況から今回の運航停止となったようです。突然の運航停止は労働組合にも知らされていなかったらしく、当然従業員は仕事を放棄。他航空への振替など顧客対応は政府が代わりに代行し事態への収拾を行っています。
■従業員が仕事を放棄し無人となったカウンターで呆然とする乗客


『PLUNA(プルナ)』はカラスコ国際空港を拠点に1936年9月に設立した南米でも有数の歴史を持つ航空会社です。ウルグアイと南米主要国アルゼンチン、ブラジル、チリ、パラグアイ間を結び、毎年約150万人の乗客を運んでいました。1995年には民営化を行いましたが古い体質を改革できず膨大な赤字を出し2005年6月に倒産。一時は国営となるかと思われましたが競売に掛けられ再出発。機材をボンバルディアCRJ900に統一し2007年には美しい渡り鳥をイメージしたデザインに一新していました。ウルグアイ政府は『PLUNA(プルナ)』を国営にするつもりは無いらしく、今後会社を競売に掛け国内外からの入札を受けつけるようです。

■プルナ公式サイト
http://www.flypluna.com/

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大鹿 靖明

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