KAIKT1

2012年11月7日、大韓民国の航空機メーカー「韓国航空宇宙産業(KAI)」は南米ペルー共和国に同国が開発した初等練習・攻撃機『KT-1/KA-1(ウンビ)』の輸出契約を締結したと発表しました。輸出内訳は基本型の練習機10機と爆弾やロケットなど各種武装を装備可能なKA-1攻撃機が10機。このうち4機は韓国で生産された完成品で、残り16機はペルー国防省傘下の国営企業セマンとの合弁で生産されます。契約総額は2,298億ウォン(約169億円)。契約式には、韓国側を代表してKAIのキム・ホンギョン社長、ペルーのウマラ大統領等が出席しています。

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清谷 信一

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ペルーでは2005年頃から2億ドル規模の次期練習機選定を進めており、ブラジル「エンブラエル EMB-312」が最も有力な選定候補に挙がっていました。韓国では南米への兵器輸出に力を入れており、今回の契約においても合計5回の首脳会談と3回の議員外交活動を行い、国防部が保有する攻撃機「A-37(ドラゴンフライ)」の余剰部品の提供とKT-1の共同生産協力に関する技術協力、競合機よりも低価格を提示したことが影響を与えました。KT-1の輸出は2001年のインドネシア、2007年のトルコに続き3カ国目、改良型の攻撃機であるKA-1の輸出は初めてとなります。



■参照記事YTN
국산 군용 훈련기 KT-1 20대 페루 수출