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2013年3月7日、沖縄県石垣島に新空港『南ぬ島石垣空港』開港しました。愛称は沖縄の方言で南の島の空港という意味の「南(ぱい)ぬ島空港」。滑走路が旧石垣空港より500メートル長い2000メートルとなり、中型ジェット機の離着陸が可能となったことで、東京、大阪への首都圏直行便が運航でき利便性が向上しています。国際線ターミナルビルも整備され、開港当日アシアナ航空が韓国チャーター便を運航。中国や台湾などとの直行便の増加も見込まれており、今後の島の活性化が大いに期待されます。午前6時半から初便就航セレモニーが行われ石垣市の中山義隆市長が新空港の開港を宣言し、関係者がテープカットをして開港を祝いました。午前8時に、第1便となる日本トランスオーシャン航空のジンベエザメをあしらった「ジンベエジェット」が那覇から到着しました。
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新空港は石垣島の中心市街地から北東約14キロメートルのゴルフ場跡地に整備。悪天候時の着陸を支援する計器着陸装置(ILS)も備え、運休率の低減が見込まれます。空港の面積は旧空港の約3倍の約140ヘクタールで、入国管理や税関の設備を常設し、国際線の受け入れも容易となります。新空港をめぐっては、サンゴ礁の海や農地の保全を求める住民の反対運動で建設予定地が何度も変更されるなどしたため、開港までに37年が経過していました。なお、旧石垣島空港の跡地は八重山病院や石垣市消防本部、石垣市伝統工芸館の移転、老人福祉施設や公園の整備などが計画されています。

■「南ぬ島石垣空港」の公式ホームページ
http://www.ishigaki-airport.co.jp/index.html