FA-XX_Boeing

2013年4月8日、ボーイングはワシントンDCで開催中の「Navy League's Sea Air Space Exposition(海軍海上航空宇宙博覧会)」で米海軍『第6世代艦載機(F/A-XX)』コンセプトの更新版を発表しました。更新されたコンセプト案は、有人・無人機による併用、双発エンジン、無尾翼スタイルは従来同様ですが、カナード翼が追加され、インテークを初めとした機体形状に大幅な変更が見られます。F/A-XXは2030年代に実用化し、既存のF/A-18E/F(スーパーホーネット)、EA-18G(グラウラー)を置き換える計画です。
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『第6世代艦載機(F/A-XX)』のRFI(情報要求書:Request for Information)は2012年4月13日に発行され、ニミッツ級及びジェラルド・R・フォード級航空母艦から作戦行動が可能であること、2030年代に主力となっているF-35C、無人機と連携し、監視、偵察、精密攻撃能力の確保。また、空中給油、戦術偵察、目標補足(RSTA)、電子攻撃(AEA)の能力追加も求めら有人・無人両方のオプションを含む多様な任務遂行を一機種で対応することを目標としています。更新されたコンセプトでは、一般的に正面レーダー断面積が増大するとされるカナードが追加されていますが、中国の軍事戦略『接近阻止・領域拒否(A2AD)』環境下での使用を念頭に最適化された可能性があります。

■記事引用元:Flightglobal
Boeing unveils updated F/A-XX sixth-gen fighter concept