KAI-T-50iraq

2013年12月12日、韓国航空宇宙産業(KAI)はイラク政府より同社練習・軽戦闘攻撃機『T-50IQ』を24機受注したことを発表しました。受注総額は11億ドル(1,133億円)。契約調印式はイラク・バグダッドで行われ、KAIハソ・ンヨン社長、キム・ヒョンチョル空軍参謀次長とイラク政府マリキ首相らが出席しました。契約では機体そのものに加え、イラク飛行士の訓練、テクニカル・サポートも合意に含まれており、これらオプションを加えた総額は21億ドル(約2,156億円)に達する見込みで韓国防衛産業の兵器輸出史上最大規模となります。T-50IQはイラク空軍用戦闘攻撃機F/A-50の派生バリエーションで固定武装に20mm機関砲M61、AIM-9空対空ミサイル、AGM-65空対地ミサイル、無誘導・精密誘導爆弾、ロケットポットの搭載が可能で、イラク国内テロ鎮圧に導入されます。
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KAIはイラク・ミラキー首相が2011年4月の訪韓時、同国の兵器輸出マーケティング活動に着手。同年7月に本格的な交渉に入り、英国BAE社ホーク、ロシアヤコブレフ(Yakovlev)社Yak-130、チェコ共和国アエロ(Aero)社のL-159など受注競争を行っています。昨年10月にはL-159を導入決定したと報道されてましたが朴槿恵大統領府発足後の数回にわたる親書伝達とカン・チャンヒ国会議長の議員外交活動など積極的セールス外交活動を展開し押し切った形です。KAIハソ・ンヨン社長は今回の輸出は国産航空機の世界市場競争力と韓国の航空産業の輸出産業化の可能性を確認した快挙」であるとし、世界の軍用機市場の韓流ブームはさらに加速するものと述べています。

■KAIプレスリリース
KAI, 역대 방산 수출 사상 최대 규모 계약 체결