Air-New-Zealand-selects-A320neo

2014年6月2日、エアバスはニュージーランドのフラッグキャリア『ニュージーランド航空』よりA320ファミリーを14機受注したことを発表しました。受注内訳はA320neoが10機、A321neoを3機、既存タイプにシャークレットを搭載するA321が1機、受注金額はカタログ価格で推定16億ニュージランドドル(約1,390億円)、決済価値は所定の金額を下回るため、株主の承認を必要としない見込みです。A320は2015年初頭デリバリー、A321neoは2017年の末~2019年に受領予定。
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中村 寛治

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A320neoは、現在タスマン・南太平洋路線に就航している大部分を占めるA320型機を入れ替える予定で、従来機と比べ、座席数が38席多く座席供給量が導入機材更新により増加します。契約はカタールのドーハで開かれている国際航空運送協会(the International Air Transport Association)の年次総会で同社CEOクリストファー・ラクソン氏がエアバス・グループ民間航空機部門の顧客業務担当最高執行責任者(COO)ジョン・リーヒー氏と調印しました。「今回の発表は、当社が次世代型機へのかつてない投資を継続して行い、それによってビジネスの拡大を図っていくことを意味するものであり、非常にエキサイティングです。こうした投資によって当社は、世界トップクラスの新しい機材を持つ航空会社であり続けることができる上、お客様には新しい体験をご提供することができます。また燃料効率の向上によって年間3,600トンもの二酸化炭素排出量を軽減することができます」とクリストファー氏は述べています。また、今回の購入は、ニュージーランド航空が掲げるGo Beyond経営戦略の重要なポイントとなる機材簡素化戦略に則ったものとなっています。

■エアバス:プレスリリース
Air New Zealand selects A320neo Family to modernise single aisle fleet