JAL_MRJ

2014年8月28日、三菱航空機は日本航空(JAL)より同社が開発中の次世代リージョナルジェット機「MRJ」32機確定受注したことを記者会見で発表しました。納入は2021年を予定しておりJALグループの株式会社「ジェイ・エア(J-AIR)」による国内線での運航を計画しており、ボンバルディアCRJ200型機と、エンブラエルE170型機の計24機を順次置き換える予定。旅客動向や季節に応じて柔軟に運航ダイヤを組める小型機の長所を生かし、経営再建の過程で縮小した離島を除く地方路線の強化と燃費改善を狙います。
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前間 孝則

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MRJの正式名称は「三菱リージョナルジェット」採算が取れず1973年に製造中止に追い込まれたYS-11以来の国産小型ジェット旅客機。全長約35m、最大巡航速度はマッハ0.78(時速830km)78~92人乗り。ギヤードターボファンエンジンと空気抵抗を考慮した機体設計により競合機種より燃費が高いのが特徴。MRJ はこれまでに、全日本空輸株式会社(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SkyWest Inc.:SKW)から200機(確定100機、オプション100機)、新生イースタン航空(Eastern Air Lines Group, Inc.)より40機(確定20機、オプション20機)、ミャンマー連邦共和国のエア・マンダレイ(Air Mandalay Limited:AML)より10機(確定6機、オプション4機)を受注しており、今回の契約を含むMRJの合計受注機数は407機(確定223機、オプション184機)となり、オプションを含むものの採算ラインと設定する受注総数が400機を突破しました。国内航空大手2社がMRJを発注したことで今後国内外よりさらなる受注が期待されます。

■三菱飛行機:プレスニュース
JAL decides to introduce MRJ as next-generation regional jet