史上初の商用有人宇宙飛行ツアーを目指しているヴァージンギャラクティックの宇宙船『スペースシップ・ツー』が4日、米モハベ宇宙空港上空で、大気圏再突入時の機体形態での飛行に初めて成功しました。機体は予定通り水平を保ちながら、垂直に約1分15秒間降下、空気抵抗で減速しながら高度約3万3500フィートで通常の滑空モードに変形し無事着陸しました。
スペースシップ2は再突入の前、大気圏外で宇宙船の船尾を上方回転させることで高い空気抵抗を安定して生みます。姿勢制御はフライ・バイ・ワイヤシステムで、再突入時にパイロットの操作がほとんど必要なく、減速しながらグライダーとなって宇宙空港の滑走路に戻ってきます。ヴァージンギャラクティック社では今回の試験結果を検証し安全性を高めていくとのこと。
■ヴァージンギャラクティック プレスリリース
http://www.virgingalactic.com/news/item/spaceshiptwos-first-feathered-flight/
スペースシップ2は再突入の前、大気圏外で宇宙船の船尾を上方回転させることで高い空気抵抗を安定して生みます。姿勢制御はフライ・バイ・ワイヤシステムで、再突入時にパイロットの操作がほとんど必要なく、減速しながらグライダーとなって宇宙空港の滑走路に戻ってきます。ヴァージンギャラクティック社では今回の試験結果を検証し安全性を高めていくとのこと。
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もしも宇宙を旅したら 地球に無事帰還するための手引き ニール・F・カミンズ 三宅 真砂子 by G-Tools |