インドの警察は26日、正規の免許を持たないパイロットが旅客機を操縦していた問題で、4人を逮捕したと発表した。「偽パイロット」が操縦桿を握っていた航空会社は、格安航空会社スパイスジェットや地域航空会社MDLRのほか、フラッグキャリアである国営エア・インディアも含まれていました。今後も民間航空総局と警察当局が調査を行うとしており、インド航空各社から逮捕者が増える可能性。
不正なパイロットが発覚したのは今年1月、西部の人気観光地ゴアで、乗客を満載した旅客機が機首から着陸する大事故を起こしたことがきっかけで露見。規定の訓練飛行時間を満たしていないにもかかわらず免許を取得する手続きを取っていたなどの不正が多数見つかっていました。今回の事件は、あらゆる場面で贈収賄が浸透しているインドでは、高度な技術が求められる職業の資格免許すら、金を出せば買えるという事実が明るみになりました。
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