denelAH2人種隔離政策(アパルトヘイト)を行なっていた南アフリカでは諸外国からの兵器輸出拒否を受け、いくつかの兵器を国産開発をしてきました。AH-2「ローイファルク」は1981年南アフリカ空軍の緊急要求を受け国営企業アトラス(現デネル)社が研究開発を開始し1986年2月27日に初飛行に成功しています。武装は70mmロケット、ZT-6対戦車ミサイルが搭載でき、翼端には国産のV3C赤外線空対空ミサイルも搭載可能としています。同国ではアパルトヘイト撤廃による国際社会復帰に合わせAH-2を主力輸出商品として精力的に各国に売り込みを図っています。


南アフリカの衝撃(日経プレミアシリーズ)南アフリカの衝撃(日経プレミアシリーズ)
平野 克己

アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書) 南アフリカを知るための60章 (エリア・スタディーズ79) E10 地球の歩き方 南アフリカ 2010~2011 ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄 日本人が知っておきたい「アフリカ53ヵ国」のすべて (PHP文庫)

by G-Tools