kmaxuav現在も米軍が駐留するアフガニスタンで、ロッキード・マーティン社製無人ヘリコプター「K-MAX UAV」が、海兵隊部隊の前線拠点へ物資空輸を実施しました。これまで戦地での無人機は主に監視や情報収集、攻撃等に運用されてきましたが、無人機で初の前線空輸を成功させたことで今後物資補給にも無人化が広がることになります。輸送も無人化にする背景には危険な前線への補給に攻撃ヘリコプターやレスキュー部隊が空輸を担うことが多く、輸送効率が悪いうえ撃墜された際の人的な被害が大きかった為です。
「K-MAX」はカマン・エアロスペースが1994年に世界初の外部に荷物を吊り下げて垂直に飛行する事に特化した設計のヘリコプターとして開発。有人機は日本を始め世界各国で運用されています。同機は交差反転式の技術とサーボ-フラップ制御により自立安定性が高いのが特徴でこれにロッキード・マーティン社が注目しUAV化したのが「K-MAX UAV」です。最大約2.5トンの荷物をつり下げることが出来、巡航速度時速約100kmで約250nmの輸送が可能とされています。今年12月上旬から貨物無しの状態で試験飛行を実施していました。前線補給は最も危険で輸送コストも高かく、軍にとっては頭痛の種でしたが、導入により夜間の補給も円滑に行なえることが期待されています。

タリバンの復活―火薬庫化するアフガニスタンタリバンの復活―火薬庫化するアフガニスタン
進藤 雄介

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