UCLASS

2013年4月8日、ロッキード・マーティンはワシントンDCで開催中の「Navy League's Sea Air Space Exposition(海軍海上航空宇宙博覧会)」において、同社スカンクワークスが設計する米海軍『UCLASS(無人艦載偵察攻撃機)』のコンセプトを公開しました。コンセプト機はアフガニスタンに配備されている無人ステルス偵察機「RQ-170(センチネル)」をベースとし現在開発中のF-35Cで培われた技術やソフトウェアを統合・利用することで高い汎用性とリスク低減を目標としています。2012年には一部コンセプト概念を公開しており、当時はシーゴーストと呼ばれていました。
ステルス戦闘機―スカンク・ワークスの秘密ステルス戦闘機―スカンク・ワークスの秘密
ベン・R. リッチ Ben R. Rich

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UCLASS計画では4社が採用獲得の為開発を進めており、候補となるのはノースロップ・グラマン「X-47B」、ボーイング「ファントム・レイ」、ジェネラル・アトミックス「シー・アヴェンジャー」、ロッキード・マーティン「シーゴースト」で同社以外の3機種は既にデモ機が制作され運用試験を実施中です。米軍では予算強制削減への対応検討が進む中、将来的に人員削減、機体価格、維持費の低下が見込める無人機に期待を寄せており、高騰が著しいF-35の調達数を削減しUCLASSを優先するべきとの意見もあり、軍内部でも予算確保に議論が行われています。本格的な要求書の発行は夏になると予想され、4社の中から1機種を選定し2016年頃から本格開発に移る予定です。海軍は「4つの企業は全て、信頼に足る包括的に現存するUCLASSデザインを持っており、かつ生産に必要な設備と技術を有している」とコメントしています。

■ロッキード・マーティン「UCLASS Concept」
Skunk Works® UCLASS Concept