StratoBus

2014年3月10日、フランス人工衛星開発企業「タレス・アレーニア・スペース」社は、大型無人成層圏プラットフォーム『STRATOBUS』プロジェクトを発表しました。STRATOBUSは全長70m~100m、直径20m~30mの大型無人飛行船で高度約20kmの成層圏での運用を想定。無人機と衛星の中間的なプラットフォームとして車両・船舶の追跡、国境監視、災害・気象観測、通信、放送、ナビゲーションを含む幅広いミッションが可能としています。船体外周にはタレス社が特許を取得した太陽光パネルと電力増幅装置による複合発電システム、超軽量リバーシブル燃料電池により低燃費を実現、機体寿命は約5年を想定しています。
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秋本 実

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人工衛星よりもコストが低い成層圏プラットフォームは各国で研究開発が行われており、2013年にはGoogle社が高高度気球インターネット回線構築プロジェクト「ルーン」を発表していますが、タレス・アレーニア・スペース社では「ルーン」と違い、自立飛行が可能な点と最大200kgのペイロードを持つ『STRATOBUS』の方が優れているとしています。プロジェクトはタレス・アレーニア・スペースが主導で行いエアバス・ディフィンスアンドスペース社、ゾディアック・マリーン・プール社、フランス原子力庁が参加しています。

■タレス・アレーニア・スペース社:STRATOBUS
STRATOBUS – HALFWAY BETWEEN A DRONE AND A SATELLITE