2015年4月22日、ノースロップ・グラマンが開発中のステルス無人戦闘攻撃機「X-47B」が初めて空中給油試験に成功し映像を公開しました。X-47Bはメリーランド州とバージニア州の沿岸で民間空中給油サービス企業「オメガ」社のKC-707より4100ポンド(約1,800kg)空中給油を行い無人機が一連のプロセスを正常に行えることを実証しました。アメリカ海軍とノースロップ・グラマンは2020年以降実戦配備を目指し試験を継続します。
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海軍や海外の多くの国が採用する「プローブアンドドローグ方式」の空中給油は給油を受ける側がプローブを合わせる必要があり、高度な技術を要します。従来型のUAVでは無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」が無人機による空中給油は成功していますが、これは地上に地上に居るパイロットが操縦を行うもので、X-47Bは搭載されたAIによる自律空中給油能力を獲得した世界初のUAVとなります。アメリカ海軍は試験の成功を受け自律的に燃料を補給できれば、無人機の活用と利用範囲の拡大につながるり、柔軟性が増すと評価しました。
ニコニコ動画(予備)
■ノースロップ・グラマン:プレスニュース
X-47B Unmanned Aircraft Demonstrates the First Autonomous Aerial Refueling
一体どういう需要で存在する会社なんだ・・・