スカイマークは、2011年11月以降新たに運航を始める計画の成田と新千歳・旭川・福岡・那覇を結ぶ国内4路線について、当初の3ヶ月間は一便当たり20席程度の限定、合計で2万8800席を最も安い運賃を片道980円とするということです。スカイマークは、今後も成田への乗り入れを増やし、平成26年度には国際線に本格的に参入するとしており、航空会社どうしの利用客の獲得競争がさらに激しくなりそうです。
4月12日に開催した中期事業計画の説明会で、代表取締役社長の西久保氏は、成田が国内線については「ほとんど未開拓」とした上で「それだけに大きな潜在需要がある。スカイマークはこれから本格的なロー・コスト・キャリア(LCC)となる。我が社が考える、国内LCCが最終形だ」としており、全日空のA&Fアビーション、そして日本航空も検討中のLCCといった大手キャリアが打ち出すLCC策に乗り遅れないよう、スカイマークとしても時流を捉えた動きを加速させていく方針。
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