エアバス、A330ベース特殊大型輸送機「ベルーガ」新型機開発へ。2019年運行開始予定

A330-600ST

2014年11月17日、エアバスは350 XWBの生産拡大、A320増産に対応するため、A330ベースとした特殊大型輸送機「ベルーガ」の新型機を開発し5機生産することを発表しました。開発される機体はA330-200Fのコンポーネントや部品の共通性を可能な限り留め、コクピット、特殊貨物室構造、機体後部などは新たに開発を予定。現行機種より航続距離、輸送量、清音性が向上し、2人乗りとなることで運航費用削減も期待されています。既存のA300-600STは新型機と順次入れ替えられ2025年までには退役を予定。

航空自衛隊「那覇基地エアーフェスタ2014」平成26年12月14日(日)開催

nahaairfesta2014

那覇基地は、那覇市の中心から南西約6㎞に位置し、南西防衛区域における唯一の航空基地として重要な役割を果たしています。航空自衛隊第83航空隊、南西航空警戒管制隊、第603飛行隊等14個の部隊のほか、陸上自衛隊第101飛行隊及び海上自衛隊第5航空群が混在する特色のある基地です。例年F-15のオープニングフライトに始まり、UH-60J、CH-47Jのでもフライト、海上自衛隊のP-3Cのフライパス、ブルーインパルスのアクロバット飛行が行われます。地上展示では空・海自の主要航空機の他、陸自のヘリが並び、ハンガー内では沖縄出身のアーティストによる演奏会、南西航空音楽隊他、各種イベントが行なわれます。民間共用の空港のため絶え間なく旅客機の離着陸やタキシングを撮影が可能なのも那覇基地ならでは。会場は午後から逆光となる為、飛行場南西にある瀬長島地区に移動する人も多い。

航空自衛隊『那覇基地エアフェスタ2014』の詳細は以下から

珠海エアショー2014、中国最新鋭ステルス戦闘機「FC-31(J-31)」デモフライト動画

FC-31flight

2014年11月11日~16日に中国広東省で開催された「第10回中国国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー2014)」でデモフライトを行う中国最新鋭ステルス戦闘機「FC-31(J-31)」の映像です。同機は国営「瀋陽飛機工業集団」が開発を進める輸出を意識した機体として「FC-31」の正式名称も初めて明らかにされました。珠海エアショーは隔年開催。今年は世界41ヵ国、航空産業700社が航空機などを出展し過去最大規模となりました。中国は超音速巡航ミサイル「CX-10」、新型地対空ミサイル「FD-2000」など最新兵器の他、開発中の新型水陸両用飛行艇「蛟龍600(JL-600)」、次世代旅客機「C919」等身大模型を展示、デモフライトにはFC-31の他、新型輸送機「運20(Y-20)」、リージョナルジェット「ARJ21」も行っています。

エアバス、デルタ航空より「A350XWB」25機、「A330neo」25機受注。カタログ総額140億ドル(約1兆6,600億円)

Delta-orders-50-Airbus-wide

2014年11月20日、エアバスはアメリカの航空会社大手「デルタ航空」より「A350-900」を25機、「A330neo」を25機、計50機受注したことを発表しました。カタログ総額140億ドル(約1兆6,600億円)の契約となります。運用中のボーイング747-400型機材および一部の767型機の後継機として選定、A350 XWBは2017年、A330neoは2019年に受領する予定です。デルタ航空は2011年に機材刷新計画を開始し、2機種は主に大洋横断の長距離路線戦へ導入、ボーイングとエアバスの機材を両方保有することにより、グローバルネットワークにおける機材繰りの柔軟性を向上を目的としています。

エアロ・モービル、空飛ぶ自動車「AEROMOBIL 3.0」プロトタイプが完成。飛行試験開始

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2014年10月29日、スロバキアの工業デザイナー「ステファン・クライン(Stefan Klein)」が空飛ぶ自動車開発の為設立した「エアロ・モービル」社の最新バージョン『AEROMOBIL 3.0』がオーストリアのウィーンで開催された「Pioneers Festival 2014」で公開されました。従来モデル2.5に比べ性能と安定性が向上、各種航空機用アビオニクスや自動操縦システム、パラシュートシステムを搭載。機体フレームに炭素繊維比率を増やしたことで重量を僅か400kgと軽量化を実現。航続距離が700km/h(430マイル)に伸び、パリからミュンヘン間を飛行可能としています。今後飛行テストを繰り返し、販売モデル開発へのデータ収集と飛行認可へのプロセスを確立します。

航空自衛隊「新田原基地エアフェスタ2014」平成26年12月7日(日)開催

nyutabaru2014

新田原基地(にゅうたばるきち)は宮崎県児湯郡新富町に所在する航空自衛隊の基地です。同基地には残り少なくなったF-4EJ改を有する第301飛行隊、F-15J/DJ、T-4で操縦訓練を行なう第23飛行隊、国内最強の技量を誇るパイロットで編成された飛行教導隊(アグレッサー部隊)、新田原救難隊が配置されています。F-15のパワフルで迫力ある機動飛行と所属機による充実した展示飛行が有名で、これを目的に遠征するファンが多い航空祭です。飛行展示はT-4、F-4、F-15によるオープニングフライトから始まり、UH-60、U-125による捜索・救難展示飛行、第301飛行隊のF-4による防空・緊急発進展示、飛行教導隊のF-15Jによる防空戦闘展示飛行、陸自や他基地のAH-1S、F-2による機動飛行、F-4による大編隊航過飛行が例年実施されます。撮影環境は会場が北側にあり、ほぼ終日逆光の為、基地外や駐車場で撮影する人も多い。今年もブルーインパルスの飛行展示が予定されいます。

航空自衛隊『新田原エアフェスタ2014』の詳細は以下から

ボーイング、日系航空機リース企業「SMBCアビエーション・キャピタル」より737 MAX8を計80機受注。総額85億ドル(約9,700億円)

737-MAX SMBC

2014年11月10日、ボーイングは三井住友銀行グループ航空機リース企業「SMBCアビエーション・キャピタル(SMBC Aviation Capital)」より737 MAX8を計80機受注したことを発表しました。737 MAX の単一受注としては日系航空機リース企業からのボーイング製民間航空機の単一受注としては過去最大、受注総額はカタログ総額85億ドル(約9,700億円)となります。同社は高効率で需要の高い航空機を多く保有しており、今回の737 MAXの購入決定により、同社の航空機ポートフォリオはさらに拡張することになります。

航空自衛隊「築城基地航空祭2014」平成26年11月30日(日)開催

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築城基地は福岡県築上郡築上町大字西八田に所在し、F-15J/DJを装備する第304飛行隊とF-2A/Bを装備する第6航空団が配置される西日本エリア防衛基地です。航空祭では両飛行隊の迫力のある機動飛行は九州「新田原基地航空祭」と共に人気の高く、毎年多くの航空ファンが訪れます。撮影環境は滑走路がやや遠く終日順光。地上展示では空自機のほか海自、陸自機も参加しますが比較的エプロンが狭いため大型機などの展示機は少なめ、例年ブルーインパルス前やタキシングを狙うため開門前から待機する人で混雑する状況が予想されます。シートを広げての場所取りや脚立の持ち込みは禁止されているので注意してください。

航空自衛隊『築城基地航空祭2014』の詳細は以下から

航空自衛隊「岐阜基地航空祭2014」平成26年11月23日(日)開催

gifuairshow2014

岐阜基地は岐阜県各務原市那加官有地無番地に所在する航空自衛隊の基地です。空自が装備する航空機や各種装備品の開発・試験を担当する飛行開発実験団を擁している為、最新の機種や試験機の他、航空自衛隊が運用する機種の大部分が配備されおり、「異機種混合飛行」が同航空祭最大の名物。撮影環境はメイン会場が北側になるため終日逆光ぎみ、基地西側正門付近は順光で撮影ができ滑走路から離着陸する迫力のある写真が撮れます。基地南側には「かがみはら航空宇宙科学博物館」が隣接しており、低騒音STOL実験機「飛鳥」をはじめとする珍しい実験機が展示されています。なお、今年はブルーインパルスの展示飛行が見送られています。

岐阜基地航空祭2014の詳細は以下から

ピーチ・アビエーション、2015年6月以降入社「客室乗務員」75名募集。整備、パイロット、運航部門若干名募集

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関西国際空港を拠点とする日本の格安航空会社『ピーチ・アビエーション』は2015年6月以降入社の客室乗務員75名程度及び整備部門、パイロット、ディスパッチャー、運航部門等の募集を行っています。客室乗務員の雇用形態は契約社員で専門学校・短期大学・4年制大学を2013年3月までに卒業の方、または高等学校を卒業後、3年程度以上の就労経験を持つ者でTOEIC600点程度以上。関西国際空港に勤務が可能で2015年6月以降の会社が指定する時期に入社可能な方となります。エントリー締切は12月7日(日)、当初は訓練生として契約。その後、客室乗務員として契約。期間は1年。2回を限度に更新あり、契約満了時雇止めであることを留意してください。客室部門以外の募集人数は若干名で雇用形態及び選考基準も異なりますのでエントリー要項を参照してください。
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